鎌田東二・絶体絶命をリリースしてから1年が過ぎた。
この間にレコ発ライブを3度もできて、いずれも満員御礼にしていただき、本当に感謝感激。
鎌田さんご本人が神道ソングライターとして大きく飛躍できた1年。プロデューサー冥利に尽きる。
今後どうなるのかは未知数だが、1つの布石を打てたことは、僕にとっては大きかった。
 モンゴル安本さんがしたためてくださったこの文章は、僕の家宝だ。
モンゴル安本毅さんの寄稿より
これ、すっげー🤯
「神道ソング」と云う世界に初めて触れる機会に恵まれた。
鎌田博士の難解極まり無く真理を衝き抜けた詩が、鬼才Kow氏による偏執極まり無く緻密に組み立てられたオーケストレーションでもって、これでもか、と物凄い圧で迫って来よる。
大作71分30秒、絶望と希望がめくるめく交錯する歌唄詩うた、まるで悪夢の万華鏡や。
曲の土台はシンプルなコード進行の土着のフォークソングかな、思っとったら大違い、展開が進むに連れて、まずそのなんとも凄まじいアレンジと凄絶な編曲に、脳みそぐちゃぐちゃに掻き回されてもうた。
全部凄いが、中でも10分を超える「鎮魂能舞 北上」、KCにWilliam Sheller の Lux aeterna
の味付けを施したような作品は、間違いなく歴史に残る傑作や。
更にゲスト、ネガスフィアの川崎総帥が妖艶にのたうちまくったり、細野晴臣氏が何気に低いところから顔出したり、びっくりするわぁ、しかし。
最早詩集と云うんやろか、凝りに凝ったジャケットワークと云い、この作品、市場に有る内に入手しておいた方が良いと断言するばい。
いやいや、ほんまに驚愕の素晴らしい作品です。
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